僭越、甚だしくも

2018年夏に突如ジャニーズJr.に転がり落ちたオタク

【10/6追記】デビュー組担出にとってのJrチャンネルとISLAND TVの有用性について

※【10/6】ISLAND TVについて追記しました。

ジャニオタのみなさん、ジャニオタライフ楽しんでますか?


ジャニオタにとってはお馴染みのジャニーズJrチャンネル。ジャニーズJrグループの内の5組、HiHi Jets東京B少年Snow ManTravis JapanSixTONESが各曜日を担当し、音楽コンテンツ(本人達のオリジナル曲等)、企画/トークYouTube配信を行うジャニーズ事務所初の公式YouTubeチャンネルのことで、2018年3月からスタートしました。
※2019年8月より金曜日担当だったSixTONESがアーティストチャンネルへ移行した為、7MEN侍が金曜日担当になりました。おめでとうございます!!

www.youtube.com


●2018年7月からJrチャンネルを見始めました。
何故ならその時までデビュー組しか見ていない、割と軽めのオタクだったからです!!そしてJrに興味がなくて、知らなかった。とりあえず好きなデビュー組の出演している音楽番組はチェックする。メンバーのドラマは気になれば見る。ヲタ誌3誌はチェックする時もあれば全く見ないときもある。年1のコンサートは関東在住なので関東圏内とどこか行きやすい地方都市に遠征する程度。一般女性からしたら十分オタクなんだけど、ジャニオタからしてみればかなりのゆるっゆるオタクという、可も無く不可もなくなジャニオタ生活をそこそこ満喫していました。


そして去年の2018年7月に多くの人を惑わせてきたEXシアターでHiHi Jetsと7MEN侍を知ったことで生まれて初めてのJr担デビューを果たし、そこでようやくJrチャンネルを見るようになった次第です。


厳密に言えば、ツイッターのTLでJrチャンネルなるものが開設されたことだけは知っていました。しかしながらどのグループがどんなことを発信するのだとか、兎に角な~んも、全く、全然、関知していない状態でした。何せ興味が無かった。露ほどの興味もなかった。なんなら今ここまでハマったことが奇跡。なのでその頃はオタク友達からジャニーズJrを布教され、動画URLをダイレクトに送られてきて「ああ、こういうことをやってるんだ」と知ったことから、見始めるようになりました。


● 敷居が"高い"ジャニーズJrという存在
そもそもジャニーズというものに対してデビュー組しか通ってこなかったので、Jrってどのように沼に落っこちて応援していけばいいのかが、イマイチ分らないというのが率直な感想でした。選ばれしオタクの精鋭達だけが蠢いてるイメージ。雑誌チェックは当たり前。少クラのバッグは秒で分かる。先輩達の曲もイントロドン出来ちゃう。いや~~逆にみんなどうしてみんな分かるの。ジャニーズソムリエなの?(真顔)。あとは現場の幕が開けたら担当が居るとか、居ないとか。常に情報が飛び交っててオタク同士殺伐としてそう、怖いくらいには思ってました。


そんな私にとってJrチャンネルが毎週更新されることは非常に分かりやすく、入りやすいコンテンツでした。少クラもいいんですけどね。でも少クラはその当時としては足を踏み入れるまでには至らなかった。というかハマった今でこそ少クラで画面巻き戻してどこに誰がいるかチェックすることすら楽しいと思えるけど、まだJrに興味が出始めてきてちょっと気になるな~期の私にとって、そのチェック作業はハードルが高い。


まずJrの顔と名前が覚えられない。成長期だから雑誌見ててもすぐに顔が変わる。角度によって顔が違く見えたりして、この子……誰?の状態の中、わらわらといる子どもたちの中から血眼になって推しを探す気力も興味も持てないどうしよう、からのJr担スタートは正直キツかった。


なので興味のある子達だけを抽出して見れるコンテンツが、安定的に供給されるのが有り難すぎるし、サクっと手軽に見れる点が良い。私のようなデビュー組しか追っかけたことのないジャニオタ救済システム感、Jrにチャンネルにはある。全くの新規顧客(ジャニオタですらない一般層)取り込むより、既存顧客(ジャニオタ)の掘り起こしした方が手っ取り早いこと、分かる気がする。


勿論、ワールドワイド発信することでの新規開拓の狙いもあるだろうけど、結局「Jr?絶対ハマらないわ~www」とか言ってた女がまんまとハマってこのザマなので、そういうことだと思ってる。


●Jrチャンネルは沼ズブの入口
元々該当担当グループのJr担が楽しめることは勿論、Jrを齧ってないデビュー担や全くの新規層を取り込んでいくきっかけにもJrチャンネルはなれるポテンシャル、ありますよね。少し話が飛ぶんですが数年前、私はKPOP所謂韓国アイドルにハマっていた時期がありました。韓国のアイドルってバラエティ、かなり際どいことをやる。君たち芸人か何かなの?ってくらい体を張ったことをしている。私が見ていたのは2008~2012年頃だったけど、昔の電波少年みたいなことしていた。


リアルバラエティというか、素に近い姿を見て性格を知って好きになり、頑張っている姿に共感を覚えて好きになり、パフォーマンスを見てカッコ良さに気づき、これまた好きになる。というパターンがだいたい図式化されていて、まぁその手口に私は引っかかってきたんですが。このグループ、気になると思ったが最後、一気に沼に叩き込むが如くのバラエティ番組ってやつは沼へと誘う入口なんだって私、知ってる。


このお陰でメンバーの顔と名前一致は秒で出来るようになるし、それぞれの性格と特徴も秒で理解出来るバラエティは、最高のツール。とここまで書いてデビュー組であるキスマイも(自ジャンルだったのですぐ例に挙げる)デビューしてから濱キスやキスブサというバラエティ出るようになって、心掴まれてコンサート見て何この人達カッコいい、という人もいるだろうから、万国共通アイドルにハマる図式は同じなのかも知れない。気になる子が出来たらパフォーマンス見て、バラエティ見て性格掴んで、それからパフォーマンス見るといつの間にか沼ズブ。この流れは間違いない。


●結局のことろJrチャンネルの面白さとは
①割と素っぽい姿が見れるところ
テレビ用(裸の少年、少クラ)のトークとはまた違って、素っぽい表情が見れる。メンバーとのやり取りとか。どういうコミュニケーションの取り方をするのかだとか、こういうところが見れるのが単純に楽しい。本人らの喋り方からある程度の性格、推して知るべしなところあるじゃないですか。あと私服。ヲタ誌の衣裳も奇抜でオモシロだけど、本人達がどういう服の系統が好きだとかが垣間見れて、あ~~~~~~~(嗚咽)(頭抱)ってなる。毎度更新される度に私服や私物を特定してごめんねって思いながら今日もBayMa検索してる。


②わちゃわちゃしてるのが可愛い
私自身が思春期を女子校で過ごしたので実際の男子高校生/大学生世代の子たちがどういう感じなのかは生態をよく知らないんだけど、とにかくJrがみんなそれなりに良好な関係を築けているのが伝わるので安心して見れる。親しい仕事仲間としての仲の良さを感じる。仕事仲間と友達のちょうど中間の雰囲気が垣間見れたりするところがいい。


③日々圧倒的成長(物理)記録
数ヶ月と経たないうちに顔つきが変わってくる。何故なら彼らは成長期だから。


④日々何かコンテンツが更新される喜び
現場が決まっていない、もしくは現場がない、現場に行くことができない時期に活動が見れることは非常に嬉しい。というか週1絶対更新が確約されてるって冷静に考えて優しい世界過ぎる。だってJrなのに彼ら。デビューしてないのに、こんな福利厚生整えられてるってすごい。ありがたすぎる。


ということで、興味を持たれた方は是非この機会にJrチャンネル見てズブっと深い沼に沈みましょう。一足先に沼底にて、心よりお待ち申し上げております。


www.youtube.com


***


【2019年10月追記】

このエントリを書いた頃にはまだなかったですが、Jrチャンネルよりもよりさらに手軽に見れてしまうISLAND TVの台頭はまさにジャニーズ界におけるまさに黒船だった。SNS来航による文明開化。Jrが自分達でスマホを使って動画撮って、比較的容易にアップされるってもうなんか夢でもみてるのかって今でも思う。
j-island.net


●ISLAND TVのメリット
正直去年Jrチャンネルの面白さって何だろうで上げた、4つ全部満たしてるんですよね。

①割と素っぽい姿が見れるところ
②わちゃわちゃしてるのが可愛い
③日々圧倒的成長(物理)記録
④日々何かコンテンツが更新される喜び

さらに
⑤手軽に見れる
中には長い(といっても10分ちょっとくらい)ものもあるけど、大半が短い。中にはネタ動画で数秒で終わるものもある。その為、隙間時間に見やすく軽~い気持ちで見ることができる点がいいところだと思います。


⓺Jr自身の企画・発信のものが多い
多少は大人の手が加わってると思いますが、それでも本人達が考えて動画を撮っているんだろうものが多いので、見ていて単純に楽しい。歌が得意な子はアカペラで歌ってみたり、楽器が得意な子は演奏をしてみたり、トークをしたい子たちはラジオのように喋ったり。中でも私が面白いなと思ったのは7MEN侍の矢花黎くんのあげている楽器紹介動画です。


j-island.net


2019年5月に行われたクリエ公演での本人達の使用楽器、その紹介動画なんですが、これが本当に面白かった。矢花くん自身が楽器に傾倒していて得意で好きだったというのはありますが、こういう話って雑誌でもたまに掲載されはするけど、実物見ていないとピンとこなかったりって結構あって。実際にものを動画で撮って説明してくれるっていうのは、分かりやすくていいなと思った。


あとはコンサートでの『ファンへのお願い』。盛り上がる為に、例えば簡単な振りを一緒にやってほしいだとか、ここで声を出して欲しいという要望。コンサート前ならではの更新にはなるけど、よりアイドルが身近に思えるし、応援してるアイドル側から直接お願いされたら、やるやる全部やる~となるのがオタクという生き物の性。


⑦Jrチャンネルを持っていないJr達の発信の場
これが一番Jrチャンネルとの違いなのかなと思う。グループを組んでることが条件になるだろうから、グループを組んでない子はまずもって出ることができないし、また所属していても出ていないグループも然り。だからこそ露出という面で⓺で挙げたような、自分発信の企画を披露する子が多いのかもしれない。ISLAND TV初期に多かったけど、自己紹介動画ってだからこそ光るのかな~。どんなことができる、得意なこと、好きなこと、伝えてくれる分だけこちらも興味を持つ間口が広がるというか。なのでこれからも自己発信の場としてガンガン攻めて欲しい。


●より身近な存在になるジャニーズJr
現場に行かなければ見えなかったり、雑誌でしか見かけることのできなかった存在が、スマホでワンクリックでしかも無料で視聴できること。それにより今までジャニーズJrに気づかなかった層や、元々ジャニーズが好きだけどJrまでは手が回っていなかった層に分かりやすく、入りやすいコンテンツができたこと。それによって秘密のベールに包まれた、なんだか敷居の高い存在からよりマルチなタレント化へと変わったことは間違いなく新しい取り組みの結果で、ジャニーズJrの在り方は今後、今以上に変わっていくんだろうと思います。


今の時代に沿った売り方や露出ではあるけれど、ジャニーズはまだまだ取り組み始めたばかり。なので是非とも色んなこと/ものにチャレンジして頂き、ジャニーズならではのことがもっともっと実現されていって欲しいなと、いちジャニオタとしては願っています。


以上です。