僭越、甚だしくも

2018年夏に突如ジャニーズJr.に転がり落ちたオタク

【感想】みんな誰かの為に生きている 2019年DREAM BOYS

 

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全36公演お疲れ様でした。

  

 

9月の代名詞でもある、舞台『DREAM BOYS』を観劇してきました(以下ドリボ)。秋は帝劇に住みたくなる、というよりいっそ帝劇の空気になりたいと半ば本気で思い、口を開けば「ドリボが見たい」の一ヶ月間でした。ということで忘備録感想ブログ。

 

目次

●あらすじ
●今年のドリボの雑感
●佐々木大光くん中心の感想←本編

・1幕

・2幕

●余談

・帝劇での防振双眼鏡の見え方

・観劇時で使うメモ帳ジプシー

・帝劇ロビー2Fの『パーラーインペリアル」に行ってみた

●総括

 

 

 

●あらすじ

みんなだいすきドリボ。あらすじざっくりです。

幼い頃に親に捨てられ施設で育ったユウタ(岸優太)。みんなに無視をされひとりきりだったユウタに、唯一声をかけてくれたのがジン(神宮寺勇太)だった。そんなジンの誘いで始めたボクシングだったが、いつしかチャンピオンになることが二人の夢となった。二人は良きライバルであり、親友だった。しかし新人王争奪戦の決勝での試合を目前にユウタは突然試合を棄権し、そしてジンに何も告げることなくボクシングを辞めてしまう。それから二年の月日が流れ、ジンは17戦17勝無敗のチャンピオンとしてボクシング界に君臨するようになり、一方ユウタはボクシングから役者の世界へと舞台を移す。 

 

ユウタには弟のように可愛がるユウト(髙橋優斗)がおり、ユウトは重い心臓の病を患っていた。ユウトに残された時間はあと僅か1年。移植のドナーが見つからず、また移植手術には3億という大金が必要であった。莫大な費用を工面する為、金策に明け暮れるユウタ。そんな中、チャンプであるジンをモデルに描いたボクシング映画の主役オファーが舞い込む。

 

映画の撮影が進む中、ユウタが主役を演じることを知ったジンは激怒し撮影を中止させようとする。なぜなら2年前に試合を放棄し、リングを去ったことが許せないからだった。ユウトの手術費の為にも撮影を続けたいユウタは、ジンに土下座し撮影を続けさせて欲しいと懇願する。ジンは撮影の再開を認める代わりに、ある条件を示した。それはボクシングの試合をすること。あの日ユウタが放棄した試合の決着をつけること。そして、ジンに勝つことだった。

 

 

●今年のドリボの雑感

Show must go on。何があっても進み続ける。だからこそ、ジャニーズ・エンタテイメントに惹かれ、こよなく愛してやまないのだなと改めて思った2019年秋。

 

演出に関して光一くんが携わり、公演を重ねる毎に綻んだ部分を直したと言われるように、キャラクターの心情や理由が分かりやすく解釈されていたような気がします。特にジンの病を押してリングに立ち続ける苦悩だとか、周囲の人間がユウトの為にと動くことに対してのユウト自身の重圧と苦悩だったり、ぜ~~~んぶ丁寧に場面を作って説明してくれるので、ストーリーに納得いく部分が多くて今年のドリボは話がまず好き。(ジンがレーザーでユウタを撃って爆発させたのはやっぱりよく分かんないけど)

 

Wユウタの演技は今回が初見だったんですが、岸くんも神宮寺くんもベクトルは違えど2人ともが意外とパワフルな演技をする人で惹き込まれました。

 

●佐々木大光くん(の感想) 

びっくりするほど大光くん中心の感想です。長い。私はこう感じましたというフィクション。多分色々抜けてるところや違うところもある。そして当たり前に敬称略抜けてるのはご容赦ください。

 

【1幕】

・オープニング

戻ってきたネクドリ。去年はオープニングに新曲DREAMERが起用され、キャストも若い世代が入ったことで新時代の幕開けを感じたけど、ネクドリ聞くと一気にドリボ脳になり世界観に引き込まれる。オタクの脳裏に刻まれしネクドリ。鳥肌立つまでがセット。全員が白い衣装を纏って、舞台装置の螺旋階段が舞台中央に佇む中、帝劇の広い広い舞台を埋める人数で踊り歌う様はまさに絢爛豪華。

 

一番初めの登場決めポーズからの階段降りがあり、その後上手で踊ってまた階段上ってから2回目の階段降りがあるんですが、2回ともが階段の手すりにそっと指を添えて背筋はピンと伸び、視線を客席に向ける様はまさに王子だった。とにかくかっこいい。白い衣装も相まって気品がどえらいことになっている。どこの国の王子……ジャニーズの王国の王子…第何王子……(深く考えるとダメなやつ)って思ってたんですけど、本人も本人のオタクも貴公子って言ってたから間違いなかった。

 

j-island.net

2:38からOPネクドリの階段降りの姿が貴公子にしか見えないの下りを話してます。オタクは割とマジで貴公子やら王子に見えてるからな。

 

・Walking To The End

暗闇の中、階段待機してる姿が既にかっこいいチャンプチーム。青を基調にした衣装は、見た目からライバルチーム感出てた。少女漫画でも赤は主人公、青はライバルみたいなところあるじゃないですか。もうそういうアレ。そして革ジャン着てるのが先ず持ってずるい。そんなのかっこいいに決まってる。

 

曲始まりに中央階段で座り込んでスーパークールカッコつけタイムがあるんですけど(やめな)、革ジャンの袖の部分を手首あたりまで捲ったり、口元に手を翳してたり、とにかくかっこいいポーズや姿の見本市かってくらい拝むことができます。中でも親指の腹で唇を拭う仕草はピカイチかっこよくて佐々木大光のワカッテル感がすごかった。序盤からこんなかっこいいなんて大丈夫か。全然大丈夫じゃない。

 

ソロパートが今回あり、大光は「♪誰よりも最前線の〜」歌ってるんですけど、耳がどうしても何を言っているのか聞き取れず、向こう側へ?それとも舞台へ?? ●●へ~なのは分かったけど、肝心の歌詞がわっかんな~~い!聞き取れた人はこそっと教えてくれると嬉しい。ソロの歌声が少し声が高いところも、美 少年3人が主旋律歌ってるその後ろでstop the music〜低い声で侍2人で掛け合いしてるところも好き。ビバ歌声。

 

・撮影所乱入シーン

映画を撮影している所に、ジンとチャンプチームが激おこで乱入するシーン。大光は肩で風を切りながら毎回登場。ふっ不良~~!!舞台序盤はキンプリバックJrの面々(矢後くんやら龍くんやら浩大くんやら)の肩を小突いたり、わざとぶつかったりする程度だったのが、中盤以降からガラの悪さが増していった。そしてJrではなく、映画の指示出ししているお姉さんや監督、音響のお姉さんに絡むようになりました。最高か。

 

 

特に指示出しのお姉さんとのやり取りが秀逸で、毎回楽しみでした。年上のお姉さんx佐々木大光の組み合わせに無限の可能性を感じてるなどした。するよね?しちゃうよね??何よりこのお姉さん、素晴らしく反応がよくて。大光に容赦なく結構な力で突き飛ばされているのに、全く怯まずに睨みつけたり負けん気の強い人なのが非常~~によかった。なんなら大光がそろそろお姉さんの反応に、面白い女じゃねーのとか言い出すんじゃないかと思ってた。

 

・Rebirth

サイレン音から始まるゴリゴリのヒップホップでかっこいい曲。去年のチャンプ曲であるFragranceで、私が大光ずぶ沼に加速度的に沈んだこともあって、歌わないの残念だなと思ってたんですが(香水を手首に練りこむ振りがめちゃめちゃ好きだった)、今年のチャンプ曲もかっこよかった。間違いなかった。というか何よりヒップホップ曲は、踊ってる姿が楽しそうなので心躍る。

 

 

また大光の役どころは役名があるキャラクターではないので、台詞のない間の動きでどんな子なのか漠然と知っていくことが多く、こういうシーンで垣間見ることができるのが楽しかったです。

 

・チャンプのジム(Rebirth~Fight manの間)

大光台詞

「お前の来るところじゃない、帰れ」

⇒ユウタがジムに現れ、怒りを露にしながら。

「チャンプが承諾するわけねえだろ」

⇒撮影を続けさせてくれと土下座するユウタに対して、持っていたスクイズボトルを床に叩きつける。

 

台詞一つにしても言い方を日々変えてきていて。帰れの言い方は基本荒々しく吐き捨てることが多かったけど、千秋楽では声を絞って怒りを孕んだ静かな言い方だったり。台詞前に舌打ちを入れて苛立ちを加えたり、嘲笑混じりの台詞にしていったり。細かなところだけど、日々の公演の中で変化があって舞台はなまものだし、色んな表現が見えて、一瞬一秒でも見逃したくなくて、だから人は舞台に魅せられて通ってしまうんだけど。

 

あとリカさんが撮影を継続する条件でユウタとジンがボクシングの試合をすることについて「いい宣伝になるわ~」って場にそぐわない明るい声を出しながら大光の前を通るんだけど、その時に何だこの女って胡乱げな目線送ってるところも好きでした。

 

 

・試合

ユウタとチャンプが客席から登場、舞台上のリングへ。階段前で嶺亜大光がチャンプお出迎えして、試合頑張って下さいの肩ポンポンハグ。試合前は水の入ったボトルを開けたり、日によってはタオル準備したりしてた。ここではひたすら応援、というかヤジがすごい。うえーい、んだコラ。コラが多かった。輩みがすごい。声がよく通るので一人だけなんか様子のおかしいヤジが聞こえてきたときは思わず笑ってしまった。大層治安が悪くて非常によい。ラウンド間の休憩ではチャンプの座るイスを用意したり、水を飲ましてあげてたり。

 

大光台詞

「おい、どういうことだ」

⇒鉛の板が入っていたことに対して、ユウタへの怒り。

 

試合後、ジンが倒れ気を失ってる中、リカさんがユウタのグローブから鉛の板が入っていたと告発。悪い女だな~リカさん。タンカーにジンが運ばれ、チャンプチーム側がユウタに掴みかかろうとしている間、大光だけ献身的によりそって心配しているんだけど、リュウガが遅れてジンに駆け寄ってきた時に大光のことをどいて!どいてよぉ!って毎回胸元どついてた。

 

・Nightmare

私が今回のドリボで一番好きな演目がNightmareです。蓄音機が巻き戻るような音とオルゴールの音が流れる不穏な雰囲気の中、半顔のピエロの仮面を付け、白スーツと白手袋といった出で立ちの大光が美しくないわけない。圧倒的なまでの美の暴力……あの妖艶さを表現できる人、吉沢亮か佐々木大光かみたいなところある。あるよ。全然あった。

 

曲の序盤にソファーに腰かけて微動だにしない箇所があるんですが、一切瞬きしない、しないように気を付けていて。曲終わりのロボットダンス時も客席に身体が向いている時は瞬きをしなかった。ビー玉のような黒々とした瞳は、何も映らない映さない無気質さがあって、まるでぜんまい仕掛けで動く人形そのもので。それなのに曲の中盤からは一気に人形が命を吹き込まれたかのように、熱を孕んだ力強いダンス。そして曲終わりには再び人形へと戻っていく。この流れがあまりに美しくて、心揺さぶられて泣いてしまった。

 

かっこいいダンスも、THEジャニーズなダンスも大好きだけど、Nightmareのようなテーマがある曲で世界観に合わせて踊る、繊細な動きや表情の作り方一つ一つが本当に綺麗で美しいので、私この人のこういうところに惹かれて好きなんだって思ったし思わされた曲。見れてよかった。Nightmareの大光は色んな人に見て欲しいと毎回毎回思っていて、実際に見た人から良かったよ~と言ってもらえると勝手ながら嬉しい気持ちになったり。

 

・腹刺し

激高したリュウガがナイフを持ち出しユウタを刺そうとするも、それを止めようとするユウトによって誤って自分が刺されてしまうシーン。

 

大光台詞

「おい何があった、リュウガ」

⇒腹部から血を流して倒れているリュウガを見て、何度もリュウガの名前を呼ぶ。

 

倒れ込むリュウガからとめどなく流れる血を止血しようと切り口を押さえたり、励ますように手を握ったり、痛みに喘ぎ苦しそうなのを肩を揺すりながら意識を保たせようとする、その一生懸命な様子が丁寧に演じられていて、言葉数少ないキャラクターの中、仲間に対する情が見れるのでここは好きなシーンの一つでした。

 

 

【2幕】

・壁フライング

大光台詞

「おい、いたか?!」

⇒逃げるユウタを見つけ、大光嶺亜は左ユウタを挟んで右で壁フラ。

 

帝劇でフライングするって、いやそんなの聞いてない~~~~~~~かっこいい~~~~~~~~~~!!!めちゃめちゃかっこいい~~~~~~~~~(語彙力)!!!!!!!ユウタと上下ですれ違う時、ぶつかるんじゃないかってくらい寸での所でロープから片手離して避けるところとか、毎公演すごいなと思いながら見てた。日によっては岸くん、大光の肩で反動つけてた時があって、本当にぎりぎりの所でお互い飛んでるんだなと思った記憶。それにしてもフライング、すごくかっこよかった。

 

・Make You Wonder / Walking To The End

ユウト達vsチャンプチームで掛け合いリミックス曲。待ってました7MEN侍のスケボー!下手から勢いよく滑ってくるんだけど、それがもうどえらいかっこよさ。帝劇の広い舞台を縦横無尽に駆け抜けるスケボー、本当にかっこいい。ボード使いながら踊ったりするんだけど、1幕のWTTEよりも猛々しいというか、役の気持ちも入ってるのか鋭い眼光飛ばしながらダンスをしててそれもよかった。

 

大光台詞

「ユウタはボクシングをやる資格なんかねぇ」

⇒曲始まり。相変わらずチャンプチームさユウタを探していて、怒りが収まらない様子。

「鉛の板が入ってたのは事実だろ」

⇒間奏部分。ソウヤとミズキと病院前で言い合いの中での一言。

 

 

本当は\ドンドンドン!パーン!(曲再開)/って感じなんだけど(さして変わらない)、ここの音ハメのダンスがかっこよくて毎回食い入るようにして見てました。逆に1幕の同じ曲、同じパートなのにそういった動きがなかったんですが、千秋楽の日に1幕のWTTEで同じようにバキバキに気合い入ったダンスかましてきたので思わず肩が跳ねた。掌で顔を覆って、まるで掴むような仕草の動き、本当にかっこよかった。圧巻の気迫。

 

・マダムが撃たれる撃たれるシーン

ユウタが刺したんじゃないと誤解を解く為に、病院から出てきたリュウガが大光の肩を借りながら現れる。ユウタに悪かったと詫びを入れて頭を下げるリュウガ。途中から大光も倣って頭を下げるようになっていきました。それまで後ろでリュウガを見守るだけだったので、同じように頭を下げるだけでわだかまりが解けたことが伝わってくるので、動作一つ入るだけで見え方が違って見える。

 

これで一安心と思いきや、ユウタが警察に見つかり発砲。ユウタを庇ったマダムの腕に銃弾が当たり、思わず駆け寄るユウタ。突然の出来事に固まる皆。そうして今ここで何が起こったのか理解した時、大光ってばいい表情するんですよ……。心配、呆然、不安。色んな心情が綯い交ぜになった顔を浮かべていて、そんな顔するんだ!という驚き。大光自身の感情の引き出しを覗いてるような、キラキラアイドル以外の表情が垣間見えるから、演技って本当にすごい。

 

また舞台序盤は戸惑いというか他人事のように、マダムが撃たれたその事実だけを見てる感じが強かったけど、徐々に感情が乗って人間くさい表情をするようになったことが印象的でした。

 

 

・エンディング~カーテンコール(ネクドリ)

ジンが天国に旅立って、その心臓をユウトに移植し成功したとユウタが知らせに来るシーン。大光自身が演じるキャラクターとしては嘲笑を除いては初めての、心からの笑みがここで見られるので毎回新鮮にここで胸を打たれ、そして毎回泣いた。

 

ユウタが「みんな誰かの為に生きている。だからみんなの心が結ばれる、絆が生まれるんだ」 って0番立ってる時に、後ろのジャニーズJrの面々が熱い視線をユウタに送りながら頷くところに毎回胸が熱くなる。そしてカテコ後のネクドリで、歌とダンスの動作一つ一つを噛み締める大光の姿は本当に心にグッときた。「♪光を浴びてこのまま~」で宙を仰ぎ見る振りの時、照明の光が瞳を照らして目が煌めいてるのがまたずるい。ずるいんだよなあ……。

 

・ショータイム(DREAM BOY / DREAMER / King & Prince Queen & Princess)

ショータイムでこんなに泣かされるとは思わなかったってくらい毎回爆泣きだったんですけど!!!!本編では見ることのできなかったニコニコの笑顔が見れて私の感情の起伏がやばいことになっていた。だって今まで輩でツンツンしてたのに、色んな人と目を合わせてはニコニコ、一人でもニコニコ。ジャニーズ・エンタテイメント最高.....感涙.....。

 

今年はDREAMERがショータイムで流れるからか、聴いている内に色々と走馬灯のようにこの一年が思い起こされて、板の上でアイドルとして立ち続けてくれることにやたら泣けてくるので、涙ぼたぼた曲になってしまった。そして千秋楽、大光ロンダート決めてきたのがまたかっこいいんだわ.....上手から大昇がバク転、それを受けて下手から大光のロンダート。もうこれはかっこいいしか言えなかった。

 

また今回はWユウタのフッキングを嶺亜くんと大光が担当。大光は岸くんのフッキングでした。舞台序盤は真顔で微動だにせず待機していることが多かったけど、公演を重ねる毎に歌を口ずさんだり、笑顔が見えたり、余裕を感じられるようになり、そうした変化もすごくよかった。フッキング、行ってらっしゃいの肩ポンポンの後に無事お見送りできたことに龍我くんとハイタッチしてるのも、可愛かった!

 

 

毎回DREAMERは本当に楽しそう笑顔で踊っていて「♪届きそうで 掴めない 明日へと翳したこの手に」で掌をぐっと力をこめて丁寧に踊っているのを見ていると、楽しさがこちらにも伝わってきて、曲名通りに夢を見せて舞台に立つ姿を見れたこと、幸せでした。

 

最後、幕が下りて照明が消えるか消えないかの間際に透ける幕のその向こうに見える、大光の指の先まで伸びたラストポーズを決める姿に、ジャニーズ・エンタテイメントを感じて、また来年ドリボで帝劇に立つところを見れたらいいなと思いました。 

 

 

・余談

・帝劇での防振双眼鏡の見え方

基本前10列以内でもない限りは10倍の防振双眼鏡常に握りしめて舞台と向き直ってるオタクなので、そこまで見にくいというのは帝劇で感じたことは無いです。ロックオン型マルチアングル固定民。2階後方でも身体全体を収めて余裕で追えるので、帝劇は見やすいと思っている。 

 

Canon 双眼鏡 10×30 IS ? BINO10X30IS2

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ただ今回感じたのが、1階前列~中列で入った場合、10倍双眼鏡だと舞台からの距離が近いので、ひたすら顔、もしくはバストアップで追う羽目になり、誰とアイコンタクトしてるだとか、周りの子達が何やってるのかとか、今誰が台詞を喋っただとか、そういったこと一切見れなかったので(但し見ている対象だけは顔の表情の変化やアイシャドウの色味だとかがバッチリ見えるのでそれが好きな人にはいいかもしれない)、それなりに舞台の話そのものに対する没入感を得られ、かつ見る対象+その周辺2-3mくらいを視界に入れられる軽くて明るくてそこそこ安くて気軽に買える双眼鏡を並行して持っていたら、より幸せな観劇ライフを送れるのでは〜〜〜〜?!?!と思ったので、SAFARI 5×20を買った(観劇後に)次回舞台時に使った感想書きたい。  

 

 

・観劇時に使うメモ帳ジプシー

劇場で禁止されていない限りはメモ取りながら片手で双眼鏡覗いたままペンを走らせることが常なのですが、メモ帳は常に試行錯誤しています。今回は、ロディアのメモ帳と無印のダブルリングノートを使ってみました。サイズは共にA6。膝の上に載せて書きやすいので専らこのサイズでしか買ったことがない。そしてこれ以上大きくなると邪魔に感じるし、小さすぎても書きづらいので却下。

 

観劇中の走り書きなのでそれなりにページ数に余裕があって(雑に書くので文字がでかい)、かつ静かなシーンで紙をめくる音が響かない気にならないものって意外に巡り合えないので色々試しているんですけど、とりあえず使いやすさ暫定1位は無印。150円で買える、背表紙が固いから膝の上でも書きやすい点がいい。今回使ったロディアも最初の数十ページまではめくりやすいけど、ページが嵩むごとにめくったメモ部分が厚くなってめくりにくなってしまい、あぼーん

 

www.muji.net

 

  

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書いても自分でのち解読するのに時間がかかる何メモなのか分からないメモ

 

・帝劇ロビー2Fの『パーラーインペリアル」に行ってみた

突発的にステフォ列並んでる時に手紙を書きたくなって、ステフォを買ったその足で吸い込まれるようにインペリアルデビューをしました。ステフォなかったら普通にマック行ってたから、突然手紙を書きたくなってくれてありがとう私(そうでもなければ絶対行ってない)。結果、前会計制なことと、事前に幕間入店時の予約も出来ることを学びました。ステフォが発売され始めた頃の開演前だったこともあって、店内にあまり人が居なくて過ごしやすかったのと、時間の流れがゆるやかで優雅な時を過ごせた。空間にお金を払った感が強いかもしれない。また機会あればゆっくりしたいです。

 

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1000円ちょっとで得られる贅沢なひととき

 

●総括

予定では5000字くらいでまとめるつもりだったのに、2倍もオーバーしてしまった。おかしいな……。今回の気づきとしては、アイドル佐々木大光の一挙一動が私にとってエンタメで、応援することが楽しいんだなっていう。この時代にジャニーズを選んでアイドルしてくれること、ジャニーズを人生と答えてくれるところ*1、だいすきです。本当に36公演お疲れ様でした。

 

今回もだらだらと綴ってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました!

以上です。

*1:7 MEN 侍【秘密を暴露!?】77の質問にガチ回答!での回答にて。 https://youtu.be/nEvPzF0iccM